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『未経験者歓迎』だけでは避けられる?応募に繋げる【ひと工夫】とは

配信日:2020年09月29日/配信地域:岡山・倉敷

今回は、求人広告でよく使う「未経験者歓迎」の強みを
活かす方法についてご提案いたします。

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【 目次 】
・「未経験者歓迎」だけでは避けられる?
・未経験者歓迎=応募する理由がない?
・未経験者歓迎の強みを活かすには
・「誰あてでもない広告」を「自分に向けた広告」に
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■ 「未経験者歓迎」だけでは避けられる?
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求人メディアに求人広告を掲載する時、
『応募のハードルを下げるために"未経験者歓迎"にしましょう』
と提案されたことはありませんか?

そして、その通りにしたのに、応募は振るわない……
といったご経験はありませんか?


求人検索キーワードで「未経験」は常に上位。

また、多くの求人サイトには未経験者歓迎の特集や
検索チェック項目が用意されており、求職者の目に留まりやすくなっています。

間口を広げるために未経験者歓迎とするのは
方向性としては決して間違ってはいません。

しかし、その先に見落としがちなポイントがあります。


それは、ただの「未経験者歓迎」には何の応募条件もついていないため、
『どんな人を求めているのか分からない、
「誰あてでもない求人広告」になっている可能性がある』
ということです。


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■ 未経験者歓迎=応募する理由がない?
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求職者は、求人サイトにあふれる広告の中から、
自分がやりたいこと、自分に向いているもの、
自分にもできそうなことなどを見つけ、応募しようとします。

しかし、初めての就職や異業種への転職の場合、
企業がどんなに丁寧に業務内容や仕事内容を
記載していても、具体的なイメージは湧きにくいもの。


そんなとき、
ただ「未経験者歓迎」と書いてあるだけでは取っ掛かりがなく、
自分にできるかどうかが分からないため、
特に応募する理由がなくなり、応募しない……

という状態になってしまうことがあります。


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■ 未経験者歓迎の強みを活かすには
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では、どうすればいいのでしょうか。


まったくの未経験者でも問題ない求人の場合、
前述のとおり、未経験というキーワードによって
求職者の目に留まりやすいというメリットはとても大きいもの。

それを損なうのは得策ではありません。


そこでおすすめするのが、業務に活かせる
ハードルの低い応募条件を敢えて設定したり、
仕事内容と連動する「求める人物像」を記載したりすることです。


求人サイトにおける「未経験者歓迎」とは、
一般的に職務経験がない方を歓迎するという意味です。

つまり、募集職種の経験がなくても応募できるということ。


『まったく違う仕事やバイト、
日常生活でやっていたことがこの仕事でも活かせる』
という心理を抱かせることが、求職者の意識を応募へ向ける鍵になります。


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■ 「誰あてでもない広告」を「自分に向けた広告」に
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例を挙げて解説します。

倉庫内でのピッキング作業を募集する場合、
「ピッキング経験者」と書いてしまうと
職務未経験とはいえなくなるためNGです。


そこで、仕事内容に注目して考えていきます。


倉庫内のピッキング作業は、
発注書などのリストと照らし合わせながら、
店舗ごとや配送先ごとに商品を集める仕事です。

求められる能力としては、
・リスト通りに商品を選別する正確さ。
・単純作業をコツコツと進められる忍耐力。
・棚の移動順や商品を取る順番などの効率を重視できる人。
などでしょう。


これをそのまま資格として記載すると、
求人メディアによっては客観性がないとして、NGを出されることもあります。


なので、

*「細かい性格だね」「几帳面だね」と
 よく言われるような方にピッタリなお仕事です!
*単純な作業をコツコツ進めることが得意な方に向いています!
*普段の買い物や用事の順番などで
 効率を考えながら過ごしている人は、それを活かせるお仕事です。


このように、「求める人物像」として設定することで、
求職者目線で「自分は応募できる」「できない」が分かりやすくなり、
ただ「未経験者歓迎」と書かれているより、応募に結び付く可能性が高くなります。


求職者の心理に寄り添った求人広告づくりが
効果的な採用活動につながりますので、ぜひご一考くださいませ。


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■ 最後に
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最後までお読みいただきありがとうございました。

今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。


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