なぜ会社員が副業するのか?本業への影響は?
配信日:2024年11月05日/配信地域:全エリア
HR部門で注目を集めている
スポットワーク(スキマバイト)ですが、
利用者の3割は会社員だそうです。
なぜ会社員がスポットワークを利用するのでしょうか。
本業の収入が少ないから? 残業が減ったから?
物価が上がったから?
今回は、そんな会社員の副業事情についてのお話です。
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■ 会社員が副業をする理由
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副業にも色々ありますが、
スポットワークサービスの台頭によって簡単な軽作業が増えたことで、
パソコンスキルが必要なものが中心だったこれまでに比べて
敷居が下がっていると言えそうです。
また、リモート・在宅で行うものだけでなく
身体を動かす業務や人と関わる業務なども増え、
働き方の選択肢もひろがっています。
会社員が副業を選ぶ理由も、金銭的なものだけではありません。
・修行タイプ:
将来仕事をしたい領域(飲食店など)で働きノウハウを学びたい。
・ジム代わりタイプ:
体を鍛えたい、または運動不足を解消したい。
・憧れタイプ:
昔から働いてみたかったカフェや有名チェーンで勤務したい。
・スキルアップタイプ:
本業では得られないスキル・経験を身につけたい。
このように、副業に求めるものにも様々なタイプがあります。
まさに、スポットワークが「大人のキッザニア」と言われる所以です。
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■ 副業は本業に悪影響?
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「本業があるのにけしからん」と聞こえてきそうですが、
会社員の副業は悪いことばかりではありません。
副業による影響を研究した論文を見ると、
主に以下の2つのパターンがあることがわかります。
【消耗仮説】
副業は個人にとってリソースを消耗させるものであり、
結果として本業や私生活に悪影響を及ぼすとする考え方。
疲労とストレス / 人間関係の摩耗 / リソースの分散
【充実仮説】
副業は個人にとってプラスの影響をもたらすものであり、
自己実現や成長の機会を提供するとする考え方。
スキルの向上 / 経済的な安心 / 自己実現の機会
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■ これからの副業との向き合い方
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「自分の会社には関係ない」と思いますか?
政府の副業解禁推進によって副業者数は増え続け、
すでに350~400万人以上と言われています。
職場の15~20人に1人は副業している計算ですね。
流れとしては、すでに禁止できるものでもないため、
むしろ前向きに開放して本業に活かしてもらうべきものとなりつつあります。
隠れて消耗する従業員が発生する前に、
充実した働き方ができる環境づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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■ 最後に
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
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今後ともよろしくお願いいたします。