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その円満退職が危ない!本当の退職理由と今後の対策

配信日:2024年09月03日/配信地域:全エリア


明確な問題がないのに、退職が続いている。

「みんな、きちんとした退職理由があるから仕方がない」と、
多くの企業が思っています。

しかし、そこには思わぬ落とし穴が……。

今回は、「円満退職」が続く背景と
これからの対策についてのお話です。



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■ 「本当の退職理由」とのギャップ
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・違う業界にチャレンジしたい
・スキルアップしたい
・家庭の事情

このような前向きな理由・やむを得ない事情による
「円満退職」であっても、続く場合は注意が必要です。

伝えられた退職理由とは別のところに、
本当の退職理由があるかもしれません。

実際、厚生労働省による調査結果(※)を見てみると、
転職者が前職を辞めた「個人的理由」の上位は、
「その他の個人的理由」を除くと
男女ともに「職場の人間関係が好ましくなかった」となっています。

その他、上位に入っている退職理由は以下の通りです。

・給与等収入が少なかった
・労働時間、休日等の労働条件が悪かった

※【出典】厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要」



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■ 「円満退職」続くのはなぜ?
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日本人は円満な退職手続きを行うことを望む傾向にあります。

有給消化や退職金の支給、業務の引き継ぎなどをスムーズに進めるため、
会社や同僚に対する不満を正直に話すことは少ないでしょう。

そのため、本当の退職理由が会社側に伝わらず、
改善が進まないまま「円満退職」が続く状況が発生してしまいます。

「うちは人間関係は良い方だ」
「給与に不満を言う社員は少ない」などと安心していると、
優秀な人材の離職が止まらず、結果として会社が成長しないという
深刻な事態に陥ってしまうかもしれません。


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■ 新規採用で環境改善!
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では、どうすればよいのでしょうか?

「人間関係の悪さ」を解消するための対策のひとつは、
ズバリ「常に新規採用を行うこと」です。

職場のメンバーが固定されてしまうと、
閉塞感や慣れから、基本的なこと(例えば挨拶など)が疎かになりがちで、
人間関係の悪化を招く可能性があります。

しかし、新しい人材が定期的に入社することで、
新しい風が職場に吹き込み、全員に緊張感が生まれます。

その結果、基本的なマナーや身だしなみに対する意識も向上し、
良い循環が生まれます。


退職者に関するお悩みをお持ちでしたら、
ぜひ一度ご相談ください。


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■ 最後に
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最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。

ご要望などございましたら、
メールまたはお電話、WEBからお気軽にご相談ください。

今後ともよろしくお願いいたします。



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