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どうなる?最低賃金引き上げ・求職者ニーズの行方

配信日:2024年08月06日/配信地域:全エリア


前回のメルマガで「50円アップ!?」と予想した
今年の最低賃金引き上げ額。

先日、地域別の最低賃金額改定目安が公表されましたので
この予想を踏まえて確認してみましょう。

>前回のメルマガを読む


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■ 予想通り「50円アップ」で調整中
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厚労省の発表によると、
今年の最低賃金引き上げ額の目安は50円

引き上げ率に換算すると5.0%で、過去最高となる見通しです。

目安通りに引き上げが行われた場合の
全国加重平均は1054円

最低賃金額が1000円を上回る地域は
最低でも現行の倍の16都道府県になりそうです。

また、最低賃金額が1000円を下回っている地域を中心に
67円の大幅な引き上げを求める声も出ていたそうなので、
昨年見られた 一部の県が目安よりも大幅に引き上げる動き
より広がっていくことが予想されます。

【出典】厚生労働省「令和6年度地域別最低賃金額改定の目安について」


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■ 賃金だけじゃない!求職者のニーズ
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注目すべきは賃金ばかりではありません。

今年になってやっと全国でも話題になってきた
スキマバイト/スポットワークが、大変な人気になってきています。

代表的なサービスでは、
掲載案件の88%がユーザーとマッチングするそうです。

実際、募集中の仕事情報を見ると締め切り済のものが多数あり、
現時点では利用企業よりも
ユーザー(求職者)の方にニーズが多いように感じます。

つまり、以下のようなスキマバイトの特徴が
現在の求職者のニーズであるとも考えられるのです。

・面接不要
・直ぐに給与が振り込まれる
・シフトは自分の選んだ時だけ
・雇用に縛られない など

こうして見てみると、
今までの募集主が主体となった採用方法のままでは
対応が困難なところにもニーズがあることが分かります。

賃金以外のこうしたニーズにどう応えていくか。
「賃金を上げる」よりも難しい課題かもしれませんね。


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■ 魅力的な職場づくり
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10月からの最低賃金額引き上げに伴う
大幅な賃金改定が予想される一方、
求職者の間では賃金以外の部分でのニーズの高まりも見られます。

長期で安定して勤務してくれる人材を採用するためには、
適切な賃金設定を含めた
魅力的な職場環境を用意することが大切です。

例えば、定期的な賃金の見直しや業務内容の明確化のほか、
スタッフの休憩場所の確保や更衣室の完備、
シフト変更対応の簡略化、職場の整理整頓など、
できることから取り組んでいきましょう。



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■ 最後に
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最後までお読みいただきありがとうございます。

弊社では、採用の手法、募集内容の見直し、
スポットワーカーの活用、海外人材のマッチングと
幅広くご相談に対応させていただいております。

気になることがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

今後ともよろしくお願いいたします。




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