今年の新社会人・新入学生を知る
配信日:2023年04月04日/配信地域:全エリア
4月となり、新入社員が入社された企業様や
これから新入学生を対象にアルバイトの採用活動を行う企業様も
多いかと思います。
そこで今回は、
「新社会人・新入学生を知る」ための情報をお届けします。
―――――――――――――――――――――――――
■ 新社会人編
―――――――――――――――――――――――――
4年制大学を卒業し今年入社される新社会人の多くは
2000年生まれです。
新社会人は生まれてから今日に至るまで
どのようなことを経験してきたのでしょう。
ご参考までに2000年代~2010年代に起こったことを
簡単にご紹介します。
0歳~9歳(2000年代)
20世紀から21世紀への切り替わり
・2001年 小泉内閣が発足/アメリカ同時多発テロ事件(9.11)
・2002年 住民基本台帳ネットワーク開始
・2004年 東北楽天ゴールデンイーグルス誕生
・2005年 日本の人口が戦後初めて減少/音楽配信サービスiTunes Music Storeが日本でサービス開始
・2006年 安倍内閣発足/「twitter」リリース
・2007年 日本郵政公社が解散し日本郵政株式会社誕生
・2008年 日経平均株価が26年ぶりに7000円を割り、6994円となる/日本でもiPhone発売
・2009年 裁判員制度スタート
10歳~19歳(2010年代)
・2011年 東日本大震災(3.11)発生/地上デジタル放送へ移行/
「LINE」がリリース/スマートフォンも普及していく
・2012年 「スカイツリー」オープン/4G(第4世代移動通信システム)の一般サービス開始
・2013年 「バカッター」が社会問題化(後の「バイトテロ」)/「ブラック企業」が流行語に
・2014年 笑っていいとも!が放送終了
・2016年 個人番号(マイナンバー)の運用開始/SMAPの解散/
「tiktok」がリリース/ポケモンGoブーム
・2017年 インスタグラムでの「インスタ映え」がブームに
・2019年 働き方改革関連法が施行され、
有給休暇の消化義務や時間外労働(残業)の上限規制などを導入/
マリナーズのイチローが東京ドームでの開幕2連戦で現役を引退
このような時代を経て2019年に大学へ入学し、
2年生からコロナ禍となりました。
初めての携帯が「スマホ」だったケースも多く、SNSは当たり前の存在。
Z世代とも呼ばれます。
一方で、失われた30年と言われるほどの
経済低迷時期しか知らない世代でもあります。
ゆとり教育も2010年代初期には終了、
多感な時期に3.11を目の当たりにしています。
出生数は119万人で、
第2次ベビーブーム期(現在の50歳前後)の約半数となっています。
―――――――――――――――――――――――――
■ 新入学生編
―――――――――――――――――――――――――
今年、大学や専門学校へ進学する学生の多くは2004年生まれです。
新社会人と同じような出来事を経験していますが、
3.11発生時は小学1年生だったため、印象は薄いかもしれません。
しかしその後の地震・豪雨・台風などの自然災害も多く経験しており、
環境問題への意識も高い世代とされています。
「ゆとり」と言われることも無くなり、
中学時代にはスマホで写真を撮ったりSNSを利用することも日常に。
「音楽のCDを購入したことが無い」学生が大半になっているのも特徴です。
2020年に高校へ入学し、3年間コロナ禍を経験した世代。
出生数は111万人です。
―――――――――――――――――――――――――
■ 経験してきたことと価値観
―――――――――――――――――――――――――
いかがでしょうか?
こうして見ると、改めてギャップを感じる部分も多いのではないでしょうか。
経験してきたことや見てきたものが異なるため、
企業や仕事、環境問題、社会貢献に対する感覚や
ジェンダーやハラスメント、将来への意識などに関する
価値観にも大きな違いが生まれています。
万人共通の正解なんてありませんが、
そうした違いを意識しながら
相手の考えも尊重して接していくことが大切です。
―――――――――――――――――――――――――
■ 最後に
―――――――――――――――――――――――――
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も随時、情報提供をさせていただきたいと思います。
ご要望などございましたら、
メールまたはお電話、WEBからお気軽にご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。