新卒が採用できない!どうして?対策は?
配信日:2023年03月07日/配信地域:全エリア
突然ですが、来月の新入社員は何名のご予定ですか?
ここ数年、中小企業を中心に
新卒採用が急激に厳しくなっているという声を聞くようになりました。
「内定辞退の増加」「応募数の激減」
「突然新卒採用ができなくなった」「今年は入社が0名」……。
そこで今回は「調べてみたシリーズ」として、
他とは違った角度で「新卒採用」について調べてみました!
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■ 今回のポイント
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・学生数はどうなってるの?
・なぜ応募が減っているの?
・どうすれば良いの?
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■ 学生数はどうなってるの?
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「新卒採用が厳しいのは子供の数が減ってるからでしょ?」
と考えたのですが、確かに第二次ベビーブーム世代の
45-54歳の人口数1,886万人に比べ、
20代(20-29歳)は1,260万人と、33%程減少。
これは大きいですね。
ただし、「大学生数」だけに注目すると毎年増え続けていて、
文科省によると、2021年の大学在籍者総数は291万7,998人。
(内訳は学部学生262万5,688人、大学院生25万7,128人)
増加の要因としては、大学数の増加、進学率の上昇(特に女性が大きく上昇)、
だれでも大学に進学できる「大学全入時代」となったことが挙げられます。
【例】
東京都学生数/67万人 広島県学生数/5.5万人 岡山県学生数/3.9万人(2021年)
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■ なぜ応募が減っているの?
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人口減少もありますが、考え方のギャップも大きいように思われます。
企業側の求める事、与えられるものと、
学生側の求めるものに違いが生まれるのですが、
多様なものを求められる時代の為、
ミスマッチが起きやすい環境にあることも影響しているでしょう。
さらに言えば、インターンシップ経由の応募が増加している動きもあり、
インターンシップを行う余裕の無い企業ほど
学生の応募数確保が難しくなっているようです。
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■ どうすれば良いの?
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正直に言えば、簡単な打開策はなく、
職場環境の改善などを中心とした地道な積み上げが主になります。
そこで今回は無料でできる新卒採用方法をおさらいしておきましょう。
・ハローワーク インターネット
ハローワークでは、中途やパートのみでなく新卒採用も登録が可能です。
ご参考までに、一部都道府県の
ハローワークでの新卒求人件数(2023年2月現在)をご紹介します。
<ハローワークでの新卒・既卒募集>
北海道/1471件、岡山県/1380件、広島県/1545件、
山口県/481件、香川県/598件、愛媛県/648件、
徳島県/394件、高知県/226件、福岡県/978件、大分県/311件
・新卒応援ハローワーク
実は、一般のハローワークとは別に、
厚労省管轄の「新卒応援ハローワーク」というものがあります。
大学等を卒業予定の学生・生徒、
卒業後おおむね3年以内の方が利用されていますので、
こちらへ求人の相談をすることも可能です。
▼実際のページはこちら
・Indeed
おなじみのIndeedでも新卒採用を掲載することができます。
直接投稿の場合は下記のように雇用形態のチェックがあります。
(無料掲載と有料掲載があります)
▼見本画像を見る
・地元無料合説
各都道府県では、
自治体主催の無料合同企業説明会なども多数開催されています。
▼参考例
(出展費用が必要なイベントも掲載されています)
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■ 驚くほど求人応募数が増える!
「アルパコネクト」のご案内
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■ 最後に
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最後までお読みいただきありがとうございます。
この機会に改めて自社の状況を再確認し、
「応募数が減ってきたな」「最近採用できていないな」という場合には、
一度弊社へご相談いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。