【求人原稿改善5つのPoint】費用をかけず、給与を上げず、求人の魅力を上げるには!!
配信日:2022年12月06日/配信地域:全エリア
昨今の最低賃金大幅上昇に加え、
物価高による大手企業・公務員の賃上げ、賞与増額、
さらには学卒者の初任給も毎年上昇中です。
人材採用において給与金額だけで他社と勝負するには限界がある。
多くの採用担当者様が同じ思いなのではないでしょうか?
そこで今回は、費用をかけずに
福利厚生・待遇アップできる方法についてお話しします。
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■ 魅力アップのポイント
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結論から申しますと、
今の求職者の多くが求めているのは、「働きやすさ」!!
なーんだ、と思われるかもしれませんが、
「働きやすさ」を求人原稿でしっかり表現するのは案外難しいものです。
ここからは、求人原稿改善ポイント5つ+番外編をご紹介します。
まずは1つ1つチェックしてみましょう!
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■ 改善ポイント5選
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1、有給休暇取得率
2019年より、年次有給休暇の日数のうち5日は
使用者が時季を指定して取得させることが義務づけられましたね。
求人原稿にも記載されているケースが見られますが、
まだまだ全体の取得率は50%後半と最低限の取得状況で、
政府が目標とする「令和7年までに年休の取得率70%」にも遠いのが現状です。
そのため、職場・企業で協力し、
有給取得率80%を実現するだけでも大きなアピールになります!
似たところでは残業の改善も同様です。
「月平均20時間未満」が人気の目安になっておりますので、
こちらも達成されている場合はPRになりますね。
◆記載例
「有給休暇消化率●%以上」
2、社会保険完備
福利厚生の1つとして「社会保険完備」とだけ
簡素に記載してしまうケース、ありますよね。
詳しい記載でも「社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生)」まで
ではないでしょうか。
こういった記載はなるべく丁寧に、
「社会保険完備(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険)」と
することをおすすめします。
また、健康保険には出産手当金、傷病手当金も含まれますし、
「定期健康診断」が記載されている求人票も少ないです。
これらも、求職者にとっては記載があると安心できる情報です。
◆記載例
<福利厚生>
・社会保険完備(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険)
出産手当金、傷病手当金
・定期健康診断あり
※40歳以上は「介護保険」も社会保険の1つではあるのですが、
会社負担が無いため福利厚生に記載することは少ないですね。
3、オフィスカジュアル
節電への呼びかけからクールビズ・ウォームビズが注目されましたが、
近年「オフィスカジュアル」「ビジネスカジュアル」といった
スーツ以外での勤務を許容する動きが増えてきました。
企業の負担が無いだけでなく、働く側も金額負担が小さくなることなどから、
若年層を中心に支持を集めています。
「どうしてもスーツでなくてはダメ」という職種以外からでも
取り入れてみてはいかがでしょうか。
◆記載例
オフィスカジュアル可
4、副業の許可
従業員の副業についてはOKともNGとも言いづらい風潮になってきましたが、
副業の形や種類も昔とは様変わりしていますので、
「一切の副業を認めない」というケースは少なくなってきているかと思います。
「主たる賃金を受ける雇用関係」問題はありますが、
就業に影響の無い範囲であれば認めても良いのではないでしょうか。
◆記載例
副業相談可
5、地域限定社員
コロナ禍の2020年~2021年は転勤や出張などもかなり減っていましたが、
2022年からはオンライン会議が定着しつつも以前の動きが戻ってきています。
覚えのある方も多いのではないでしょうか。
反面、求職者に人気のキーワードは「転勤なし」など、
地元志向の強さがうかがえます。
一律の表現ではなく、職種や雇用形態によって転勤の無い業務の場合には、
「転勤なし」と記載してはいかがでしょうか。
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■ 番外編
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●履歴書・職務経歴書
求職者の負担として挙げられる履歴書・職務経歴書。
職務経歴に自信のないケースや、
まずは面接をしてもらいたいという強いニーズもあります。
経験を重視する採用で無ければ、
「職務経歴書不要」や「応募者全員面接」などといった
対応も良いでしょう。
●WEB面接
特にI・Uターンでの転職希望者と相性が良く、
「WEB面接可」の表記はポイントになります。
◆記載例
「遠方の方はWEB面接可」「オンライン面接可」など
●職場の雰囲気
いろいろとご紹介しましたが、「職場の雰囲気」も大切な要素です。
職場の人間関係などで離職してしまう方が多い時代ですので、
日頃から従業員の皆さんとコミュニケーションをとり、
良い雰囲気の写真やエピソードをためておき、
いつでも求人PRに使えるように準備しておくことも重要です。
いかがでしょうか。
今回ご紹介した求人原稿改善5つのポイント+番外編が
募集要項を見直すきっかけとなれば幸いです。
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■ 最後に
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最後までお読みいただきありがとうございます。
「応募数が減ってきたな」「最近採用できていないな」という場合には、
ぜひお気軽にKG情報へお問い合わせくださいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。